2013年4月29日月曜日

計算力特訓講座

朝から「計算力特訓講座」が開講されています。ご家庭の事情や体調不良などで数名が欠席だったのは残念ですが、参加した生徒は最初からかなりの勢いで「計算問題」の特訓に取り組んでいます。

毎年やっていることとは言え、その時、その学年の塾生の弱点の傾向は全部違います。それを瞬時に判断してしかるべく指導し、かつその生徒に必要な課題を選定して渡すということは、かなりの力を必要とするものです。

その点、医進の先生であれば、塾生たちはみな安心して指導を受けてくれているようです。

今日の最後には各自に大量の課題が課されます。それは来週以降の『数学SC』の時間で順次指導をしてゆく形になります。SCの時間があっても「利用の仕方がわからない」という生徒が一人もいないよう、ちょっとおせっかいかな・・・とは思いますが、この指導を継続して行くつもりでおります。

2013年4月27日土曜日

Ipad MINI

本日、湖南学園早稲田ゼミナール創立60周年記念の「IpadMINI」を全員に配付しました。上手に使ってくれるとうれしいのですが。

科目によってはネットを通じて教材を配付するようなことも計画しているとのことです(私の教科の英語もそうですが・笑)。

2013年4月26日金曜日

コミュニケーションプログラム

医進塾には、主として面接対応型講義・演習である「コミュニケーションプログラム」があります。
今日はその第1回の授業内容説明会でした。

医進のこのクラス(C/P)は大変に珍しいものだと思います。面接を単なる「過去問復習練習」に終わらせず、プレゼンテーションの一環として捉え、自分の意見をきちんと全員の前で発表できることを目指した訓練をしているからです。

最近の医療関係のさまざまな事件や訴訟などを見ておりますと、そのほとんどすべてが「医療技術の低劣さ」によるものではなく、その治療の「結果」の「正しい伝え方」ができていなかったためであるということが大変に多いように思います。

医学部、獣医学部に入っても、中でそのようなことはなかなか教えてくれません。

今のうちにきっかけをつかんでくれれば、あとはある程度まで自分でできるのがこの訓練の特徴です。

ここできちんとしたコミュニケーションの技術を身につけておくことで、将来余計なトラブルに巻き込まれないような準備をきちんとしておいてもらいたいと思います。

2013年4月25日木曜日

英語SUP開始

先にはじめている人はもう3月初旬からやっている「英語SUP」が、いよいよ本格的に開始されています。

「初級→中級→上級→実戦」と続く、一連のプリント学習講座が「英語SUP(Step Up Program)です。各級ごとに90枚~100枚のプリントが用意されており、各プリントでは原則としてひとつの構文(so...that...とかtoo...toなど)が扱われます。

一枚に大きく分けて三題の問題が用意されています。〔1〕は短い英文でその構文の基礎的な意味を確認する問題。〔2〕はその構文を使った基礎的な6-7行の英文。〔3〕は同じくその構文を使った実際の入試問題、という形で分けられ、受講生はノートにそれぞれの英文の全訳を記載して提出することになります。

私がそれを全部確認・訂正して返却するわけですが、素直に〇がつく場合はよいとして、「やり直し」「訳しなおし」などとコメントがつけられて返された場合は、そこをもう一度最初からやらねばなりません。

辞書や参考書の使用は自由ですが、あまり一枚に時間をとると他の教科の勉強に差し支えますので、大体プリント1枚を20分~30分でこなすように指示をしてあります。

毎日少しずつ(1~2枚ずつ)こなして行くのがベストです。一回に10枚も20枚もやって持ってくる人もいますが、結局それでは頭に定着せず、最後の「定着確認テスト」に合格できませんから(このテストは3回まで追試を認めます。それでもダメな場合はその級を最初からやり直しになります)、一番よいのは、

「毎日こつこつとやること」

に尽きるようです。

それまで「英語が苦手!」だった多くの先輩が、この「英語SUP」と、毎日の「単語暗記チェック」を通して実力をつけ、堂々と合格を手に入れてくれています。

医進13の皆さんにも、同じ体験をしてもらいたいと願っています。

2013年4月24日水曜日

29日「数学計算力特訓講座」開講

連休の最初、来週の月曜日の29日に、医進では『計算力特訓講座』を開講します。校内生は無料です。

朝の9時から夕刻17時ころまで、丸一日かけて数学の「計算演習」を行うものです。単純な二次方程式の解を求めるようなものから、微分積分の難しいものまで、かなりの範囲をこなします。

基本のコンセプトは「計算力=計算持続力」をつけることです。

単純な計算をひとつだけするような場合、医進の生徒でミスをするような人はいないのですが、これが複雑な、途中式だけで何十行にもなるような計算の場合、最後まで緊張感が持続せず、途中で「切れて」しまい、その結果「プラスとマイナスを書き間違える」ようなミスをしてしまう人が多いのです。

昨年も行い、大変に好評だったものです。

今年はまた昨年とは別の趣向で行います。

現役生も既卒生も一緒に、ほぼ個別指導のような形での「特訓ゼミ」です。ぜひともここでスタートダッシュできるだけの力をつけてもらいたいと思います。

2013年4月23日火曜日

単語チェック開始!

昨日から朝と夕刻(と言っても16時ですが)の「単語暗記チェック」が始まりました。

何事も最初はいろいろと戸惑いもあるようで、そもそも単語の意味を口頭でチェックされるということに慣れていない人が多く、かなり時間もかかりました。

二日に一回、単語集を少ない人で3ページ、多い人は10数ページ暗記してもらいます。
大事なのは「反応速度」!単語を一つ言われて「え~っと、え~っと、あ、あれだ!」となるようでは失格です(笑)。

単語を言われたら瞬間的に訳語が出てくるところまで暗記していないと実戦では何の役にも立ちません。

そのあたりのことも、段々に身体で覚えていってもらうしかありません。昨年度このチェックを始めたのが7月でしたか、今年度はずいぶんと早くからやっていることになります。その分、英語の点数に反映が早くでてくれることを願っています。

2013年4月22日月曜日

医進13始動!

先週土曜日、20日に「基礎力判定テスト(クラス分テスト)」が実施されました。科目は英語と数学だけで、それに基づいてクラス分けがされ、本日22日の初日から授業が開始されています。

午前中の試験に引き続き、午後の13時から「事前オリエンテーション」、教科書配付、自習室の席替えが行われました。

事前オリエンテーションでは、これから医進塾で一年間学ぶに当たって、どうしてもこれだけは理解しておいてもらわないと困ることをお話しました。

1.医進塾の日課と授業予定について

医進塾の年間授業は「前期」「後期」「直前期」の三つに分かれています。「前期」は「1学期授業+夏期講座+夏期合宿」、「後期」は「2学期授業+冬期講座+冬期合宿」で構成されます。

「直前期」は、正月特訓の後のセンターテストまでを「直前期Ⅰ」、センターテストリサーチから1月末までを「直前期Ⅱ」としており、「Ⅰ」ではセンター対策を中心に、「Ⅱ」では各大学別の予想問題演習が扱われます。

「前期」の主眼は「基礎力の再確認と定着、応用力へのステップアップ」です。
「後期」の主眼は「応用力の完成から予想問題演習を通じての実戦力の完成」となります。
「直前期」はセンターテスト対策と大学別出題傾向・予想問題演習が中心です。

このように医進の授業はそれぞれが大変明確な目的を持っているので、高校の時のように単に受身の姿勢で受けているだけではもったいないのです。その授業がどのような目的でなされているかを知ることで、自分の勉強への方向付けが有効になされてきます。それをよく理解してもらいたいと思います。

朝8時前後から夜9時までの授業、予習、復習は大変だろうと思いますが、慣れるまでの辛抱です。本当につらいのは最初の二三週間でしょう。そこを乗り越えてくれれば自分でも驚くような集中力が身についてくるはずです。

2. 年間11回の試験について

連日行う小テスト「イントロテスト」とはまた別に、医進塾では校内テストの『メディカルテスト』が年に6回、全国模試が年5回予定されています。

メディカルテストも全国模試も、ある程度の出題範囲はありますから、それを中心に自分の勉強の計画を立てることができるようになっています。

教わったことを理解することは基本中の基本です。それをどこまで自分の勉強で『応用力』にまで定着させてゆけるかが大事です。そのためにも「メディカルテスト」と「全国模試」はよい目標になります。

試験があるから仕方なく受ける・・・というような受け方ではなく、「次回のテストまでにここまでは終わらせる」「この部分は絶対に理解したうえでうける」というような「問題意識」をもった受験の仕方をしてもらいたいと思います。

3.毎朝の単語暗記テスト

早速本日の朝から「単語暗記確認テスト」が開始されました。塾生全体を4グループに分け、一日の朝と午後に所定の範囲のチェックを行います。

昨年から実施しているこの「単語暗記チェック」は、「大変に厳しかったけれど、こんなに役に立ったことはないと思う」と、先輩方から感謝されているシステムです。

確かに自分で単語帳をにらんで暗記したと思い込んでいるものでも、私の前で口頭でチェックされると

「できない!わからない!」

ものが非常に多く、逆に口頭で意味が瞬間的に言えるものは試験中でも滞りなくその意味が出てくることが多いということは先輩たちが経験的に知っていることです。記憶のメカニズムから言ってもこの覚え方が一番よいことは証明されています。

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今朝は特に遅刻もなく、朝の「自習室一斉学習」も問題なく終わり、現在は各教室で「数学」の授業を全員が受けてくれています。

来週からは「イントロテスト」も始まります。最初から飛ばしすぎないよう、かつ必要な集中力を持って授業に向かってもらいたいと思います。


2013年4月8日月曜日

のび太くんのお話


FBに登校されたお話です。

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のび太君の感動話

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のび太君はテストの前日、

ママが大事にしていた“プラチナの指輪”をなくしてしまいました。
「これからママにたっぷり叱られることを思うと、とても勉強できない」

とドラえもんに泣きつきます。
ドラえもんはポケットから「なくし物とりよせ機」を出しました。
ハッキリとなくした物の形を思い出せば、それが出てくるという道具です。
なくした指輪を取り返したのび太君に、勉強をするよう話すドラえもんですが、

のび太君は今までなくした物を全部取り寄せました。
ママに捨てられたマンガや、ジャイアンに取り上げられた模型飛行機、

谷へ落としたムギワラ帽子などをはじめとして、様々なものを出していきます。
昔を懐かしむのび太君に、ドラえもんは言います。
「過ぎた日をなつかしむのもいいけどね、もっと未来へ目を向けなくちゃ。

ふりかえってばかりいないで、前を見て進まなくちゃ」
しかしのび太君は、
「どうせろくな未来じゃないさ。

頭も悪いし、何やっても失敗ばかり・・・

ずっと子どものままでいたいな」
と言い返し、

ドラえもんも呆れて部屋を出ていきます。
その時のび太君は、取り出した物の中にあった小さなダルマを見つけました。
それは、亡くなったおばあちゃんが昔、幼いのび太君にくれたものでした。
庭で転んで泣いていたのび太君を、そのダルマを使って慰めてくれたおばあちゃん。
「のびちゃん。ダルマさんはえらいね。

なんべん転んでも、泣かないで起きるものね。

のびちゃんも、ダルマさんみたいになってくれると嬉しいな。

転んでも転んでも一人でおっきできる強い子になってくれると・・・、

おばあちゃん、とっても安心なんだけどな」
当時のび太君はおばあちゃんに、

「ぼくダルマになる」と約束しています。
今は亡きおばあちゃんとの最後の思い出に頬を濡らしたのび太君は、

やがて立ちあがり、机に向かって勉強を始めます。
「ぼく一人で起きるよ。

これからも、何度も何度もころぶだろうけど・・・。

必ず起きるから安心してね、

おばあちゃん」

2013年4月6日土曜日

スカラシップテスト

今日のHRで、医進13の「スカラシップテスト」が配付されます。希望する塾生は今日と明日とで必要な科目を解き、月曜の朝一で提出をしてもらうことになります。

採点の先生が待機していますのでその日のうちに採点が終わり、スカラシップグレード’(「全額免除」から「入学金相当額」まで)のどこのランクに入るか(あるいは入らないか・笑)が決められます。

平行して希望のコース(医学部・獣医ともパーフェクトA,B、コンプリート、レギュラー等)が決められ、「継続生割引」や「早期申込み割引」などもこの段階で適応されます。

コース等を受講生が納得した上で学費の請求書が作成され、火曜日以降に保護者の皆様のところに送付となります。

すでに希望のコースが決められており、特にスカラシップテストの受験を希望しない方には、直接請求書を送らせていただいておりますので、ご確認ください。

いよいよ新学期も間近ですね。




春期講座終了!

今日の授業で、医進13の「春期講座」が終わりました。どの教科もかなり手ごたえがあったようで、復習に追われていた塾生も多くいたようです。

来週月曜日、8日からの予定です。

月、木:午前中「数学」のSC
火、金:午前中「英語」のSC

木の午後:「生物」のSC

化学と物理のSCは決まり次第連絡いたします。

この期間は自分の勉強の姿勢を自分で確認する時期と位置づけています。

登校、下校の時間が、原則として22日からの通常授業の日課と同じになります。
もちろんこの時期ですから、強制ということではなく、あくまで

「慣らし運転」

の意味です。

東京以外からも何人もの生徒が入ってくれてきておりますので、朝のラッシュ時間や帰りの食事時間、あるいは帰ってからの時間のすごし方等、ここで一通り体験してもらい、一番よいすごし方を作ってもらうのがベストです。

ただの「自習期間」ではなく、先生方がいつでもそばにいるわけですから、質問なども積極的にしてくれることを願っています。


2013年4月4日木曜日

坂の上の雲


ちいさな光が 歩んだ道を照らす

希望のつぼみが 遠くを見つめていた

迷い悩むほどに 人は強さを掴むから

夢をみる


凛として旅立つ

一朶の雲を目指し



あなたと歩んだ あの日の道を探す

ひとりの祈りが 心をつないでゆく

空に 手を広げ ふりそそぐ光あつめて

友に 届けと放てば

夢叶う



はてなき想いを 明日の風に乗せて

わたしは信じる

新たな時がめぐる

凛として旅立つ

 一朶の雲を目指し



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医進13が動き始めました。

今年も多くの本当にまじめな生徒が集まりました。

彼ら、彼女らに、私がいつも話していることはこの歌詞にすべて含まれているように思います。

この一年が医進13の塾生にとって、

「本当に苦しかったけれども、大きく成長できた一年」(医進12の塾生の言葉)

となるよう、全力を尽くしたいと思います。

2013年4月2日火曜日

親を選んでくるこどもたち


 私のところに定期的に送られてくる『致知』の記事の一部です。


『胎内記憶』などというとなんとなくオカルトじみていますが、妊娠、出産の現場に長くいる医療人が語ると、それなりに真実味もありそうです。

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生まれる前の記憶を語る子供たちがいるといいます。
      この「胎内記憶」が示唆するものは何か。

      医療の現場に胎内記憶を生かし、
      妊産婦の啓蒙に尽力してきた池川明氏に
   これからの親子のあり方や生き方について
   村上和雄氏とご対談いただきました。

   『致知』4月号より、その記事の一部をご紹介いたします。



┌───今日の注目の人───────────────────────┐



      「親を選んでくる子供たち」


          池川明(池川クリニック院長)

                『致知』2013年4月号
                 連載「生命のメッセージ」より


└─────────────────────────────────┘


胎内記憶を語る子供たちの中には、例えば
「僕はさぁ、雲の上で見ててママのところにビューンて来たんだよ」と、
生命が宿る前の中間生や過去生の記憶まで出てくるケースもあるんです。

最初に気づいたのは、ある女の子が、女優さんになりたいから、
空の上から綺麗なお母さんを選んできたって
話しているのを聞いた時です。

調べて分かったのは、胎内に宿る前の記憶を持っている子が
二十%、五人に一人いたんです。

おなかの中の記憶以上に不思議な話ですから、
オカルトっぽいし、虐待や中絶をする親はどうなんだといった
疑問や反論も受けます。
わざわざそんな親を選んでくる子がいるのはおかしいと。

こういうことを言うと結構批判を受けるんですが、
これまで聞いた話から推測すると、どうもそういう子は、
敢えて虐待や中絶をされるために
その親を選んできているようなんです。

恨んでいる子は一人もいなくて、みんな
「お母さんありがとう」って言うんです。


赤ちゃんはお母さんを精いっぱい応援していますし、
命を懸けてお母さんを守ろうとしています。

そして長い目で見ると、中絶や虐待があったことによって、
お母さんや家族が愛情を取り戻したりすることがあるようなんです。

あるお母さんは義理のお父さんを恨んでいたそうなんですが、
赤ちゃんを流産した後、そのお義父さんが
「神様は絶対に悪いことをしないから」と
声をかけてくれたそうなんです。

実はそのお義父さんは、かつて病気で九死に一生を得た方でした。
お母さんはお義父さんの優しさを初めて実感して、
家庭が穏やかになったそうです。


それからあるお母さんは、自分が子供の頃に
虐待を受けて嫌な思いをしたのに、
今度は自分が我が子に虐待をしていた。

ある時我が子の写真を見たら、
目の奥に仏様の慈悲の心が見えてハッとしたそうなんです。

すぐ子供にそれまでのことを謝ったら、
その子は僅か五歳なんですが


「僕はお母さんが分かってくれるって信じていた。
 だってお母さんがそうするのは
 お祖母ちゃんからそうされたからだし、
 お祖母ちゃんもそうされてたんだから誰も悪くない。
 お母さんが気づいてやめてくれてよかった」


って言ったそうなんです。


【村上:考えさせられる話ですね。
    その母親のように、自分が子供に選ばれたことを自覚すれば、
    親子関係は随分変わるでしょう】


それは子供にも言えることで、
この母親を選んだと思うと親子関係はよくなります。
人生が辛かった人も豊かになるんです。

2013年4月1日月曜日

医進12解散式

3月30日は医進12の解散式でした。

今年の医進塾は合格者が日本全国に散らばり(北海道から九州まで),全員が集まることが難しかったので,とりあえず集まれる人だけが集合しました。

先生方もたくさん駆けつけてくれて,10時過ぎから13時まで,名残りを惜しみました。

並行して医進13の「春期講習」も行われています。この時期は本当に忙しいですね(笑)。

解散式の画像を数点「専用ページ」にアップいたしましたので,ご覧ください。