2012年9月30日日曜日

台風

関東地方が暴風雨圏に入ったようです。

皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか。

予報では今晩中に台風は関東地方から太平洋側に抜けるようです。

明日の授業は予定どおり開講いたします。

台風の影響で路線に乱れが残る可能性があります。登校時気をつけて来てください。

医進塾塾長

PS

「となりのSくん」、休校を願って雨乞いなどしてはいけませんよ(笑)。

2012年9月29日土曜日

センターテスト申し込み

10月1日から『センターテスト』申し込み受付が開始されます。

卒業生の場合、卒業証明書等の取得からすべて自分でやらなければなりません。期日に遅れることのないように、早めに手続きしてください。

配布済みの「センターテストブックレット」を良く読んで、間違いのないように気をつけること!!

もう試験は始まっている!という意識を持ちましょう!!

台風接近!

医進塾

保護者各位
塾生各位

台風が近づいて来ています。

暴風雨圏の範囲によっては,1日(月)の授業に影響が出る可能性があります。

変更等がある場合は,このブログ・メール等でお知らせいたします。

特にお知らせがない場合は,予定通りの授業実施となります。

医進塾事務室

時の区別:「KronosとKairos」

今日のHR講話です。

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昨日は新しい英語の授業も入り,大変だったと思います。受講した感じはいかがだったでしょうか。

皆さんの相談を受けたり,保護者の方とお話しをする機会があるたびに,同じ質問をされることが最近多くなっています。

「時間がないのです。間に合うでしょうか?」

このことです。

この質問にお答えするときに,私はいつも次の二つの言葉を紹介してきました。
それが表題にしたギリシャ語で時間を表す表現,「KronosとKairos」なのです。

kronos「クロノス」は,ギリシャ神話の時間の神様です。ゼウスの父親に当たります。この言葉で表される時間は,自然に流れる時間です。時計で測れる時間でもあります。

kairosはそれに対して「自分の時間,心理的な時間」を指します。

これから皆さんに残された期間は,5ヶ月しかありません。でもこれは万人に共通した「kronos」としての時間です。これに縛られてはならないのです。

このkronosとしての時間を,どうやってkairosに変えてゆくか,それが皆さんに課された課題なのです。

スポーツに熱中しているとき,好きな本を読んでいるとき,あるいはゲームに没頭しているとき・・・等々,今までにもkairosとしての時間を,皆さんは様々な部分で・場面で,体験しているはずです。

今度はそれを

「勉強」

に応用してゆかねばなりません。

これは,黙って座っていればできるというものではなく,自分なりの

「努力」

がどうしても必要になるのです。

この

「時間変換の努力」

がこれからの皆さんの最大の努力目標になるということを,今日はお話させていただきました。


2012年9月28日金曜日

新クラス開始!

今日から新しいクラスが始まりました。

3時限目『英語構文解析演習』



16時半『今さら聞けない基礎英文法講座』

の2講座です。

『英語構文解析講座』は、「超」のつく難問題(英文読解)を、文章の構造解析をすることで

「読み解いて行く」

演習講座です。

長いけれども一つひとつの文章は比較的難易度の低い英文に慣れている最近の生徒(塾生も例外ではありません)にとっては、かなりやり応えのある、取り組みがいがある演習だったようです。

今回取り上げた英文は80分で5題に過ぎません。でも内容的には非常に高く、知的満足度も十分に満たされるものでした。

受講生30名には

「私の解析と解説を聞いて、納得し、満足してしまってはいけない。一週間後、二週間後に同じ英文を読んで自分で解析ができるかどうかを確認すること!」

と申し渡しました。復習用の「白文プリント」も配付してあります。

この講座では難問題を12月末までに100題程度扱う予定です。

『今さら聞けない基礎英文講座』では、中学校1年生で履修済み(のはず)の、「動詞の過去形、過去分詞形+現在分詞形の変化」「名詞の複数形のつくり方」、「物質名詞の数え方一覧」などをまとめて解説しました。

「子音字+yの場合、yをiに代えてedをつける」と言った類の

「知ってて当たり前、知らなければ恥」

という基礎項目をまとめて15項目にして、演習をしながら解説を行いました。

「知っていてあたりまえ・・・」

とは言うものの、演習の結果は決して満足できるものではなく、人によっては全体の2割程度しか正解できなかった人もいたようです。

「全問正解でも、自慢できないからね!」

と全員に申し渡しましたが、できなかった人は徹底的な復習でこれら基礎項目を頭にいれてもらいたいものです。

効果的な復習の仕方も教えてありますから、それに従ってくれることを祈っています。

来週は

『今さら聞けない基礎発音講座』

が開講されます。発音記号の読み方や正しい発音練習などが指導される予定です。

一見受験には関係ないように見えるこれらのことが、英語の学習にとっては、実は一番大事なことなのです。

多くの生徒の受講を期待しています。




2012年9月27日木曜日

今日の医進塾

一週間前の暑さが本当にウソのようです。今日は普通の教室でもひざにかけるものがないとなんとなく肌寒さを感じるほどでした。

数学と英語を中心に学習を重ねてきた医進塾の生徒たちですが、夏以降、理科の授業も格段の厳しさを増しています。

生物は毎回B4のプリントを7~8枚使います。計算欄だの下書き欄だののない、まったくの問題のみで構成されたプリントです。やりがいがあると言えばその通りですし、ちょっと気を抜くと、

「とても復習が間に合いません!!」

という悲鳴にもなるようです(笑)。

同じことは「化学」「物理」にも言えます。

これからは本当の意味での「時間との競争」です。

ついさっき相談に来た生徒の相談内容です。

『通常の授業のほかに個別指導をとっています。授業で教わることを先取りして大枠を教わったり、授業で取り扱ったことを改めて教えてもらうことができるので、大変に有効に使えています。

ただそうすると、授業以外のことがほとんど何もできません。自分でやろうと思って買った問題集や参考書が手付かずのまま机の上で埃をかぶっているのを見るのは、なんとなく辛いです。

授業、個別指導、そして自分の勉強のバランスのとり方を教えてください』

それに対する私の回答です。

1.授業と個別指導が上手にタイアップしているのがベストで、本当はそれ以上のことはする必要がありません。

2.「授業」⇒「個別指導」⇒「授業」というサイクルを信頼すること、教わったことが間違いなく頭に入っていることが一番大事なことです。

3.自分で買った問題集や参考書が、果たして今の自分の学力に合っているのかどうか、それはなかなか自分ではわからないものです。

4.どうしても使いたければ個別の先生や、SCの時間に教科担当の先生に相談して、必要な範囲のみを、その指示に従って使うようにしてください。

5.自分の勉強は、とりあえず復習を中心にしたものにして、「理解⇒繰り返し⇒定着」というサイクルを確立させ、その結果試験の点数がどのように変化したかを見るようにしましょう。

6.試験の点数から理解の瑕疵が判断されたら、その時初めて自分の勉強上の必要性が明確になってきます。それからでも遅くありません。

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「時間がない!」とあせる気持ちを持つたびに、それを何らかの参考書を買うことで紛らわせたいという気になるものです。

それと戦って「授業中心」の勉強態勢に本当の意味で、

「固執する」

ことこそ「合格!」の最短距離なのだということ、このことはなんど繰り返してもよいことだと思います。


2012年9月26日水曜日

To do good よりも to be good を・・・。



安岡正篤の言葉だそうです。

「to do good を考える前に、
 to be good を目指しなさい」

医進塾には毎年いろいろな学生・生徒が入学を希望してきます。定員数までは、ある程度の選別を経て入学を許可します。たとえ定員内であっても

「この子は医進向きではない」

と判断された場合は丁寧にお引取りを願います。

そのような選別を経て入学した新入生ではありますが、予備校というところの宿命・特権で、年齢を制限することはありません。本当にいろいろなバックグラウンドを持った学生が、同じ自習室・教室で一年間徹底的に指導を受けるわけです。

最近面白いことに気がつきました。


入ったときは非常に強い「クセ」や「アク」のある子であっても、医進塾の徹底した授業と学習指導にさらされているうちに、遅くても半年ほどでそのクセやアクがなくなり、ごく自然な反応のできる人間になって行くということです。

「クセ」や「アク」はその人の人格の一部であって、無理やり強制して修正させるようなものではないと私は思っています。下手なやり方をすれば「角を矯めて牛を殺す」愚を犯すことにもなりかねません。

(※若いころの私はこのあたりのことが理解できず、ずいぶんとやりすぎもあったのではないかと、最近は反省することしきりです。)

ですがあまりにその『クセ』や『アク』が強すぎて、回りの迷惑を考えられなかったり、人間関係の軋轢に無関心・無感覚であるのも、彼らの将来の仕事を考えれば決して好ましいことではないということも事実です。

その子供たちが医進塾という徹底した「訓練の場」に自分をおくことで、自然と成長し成熟し、回りの仲間の真剣な勉強の様子を、言葉の真の意味において「間近に」見ながら自分も『大人』になって行くという過程を、私は数え切れないほど見てきました。

「厳しい鍛錬と訓練の場」

が彼らの人格的な成長を促してくれたということなのでしょう。

もちろんその場で彼らを指導してくれている講師の先生方の真摯な努力が、その成長に預かって力があったことは言うまでもないことです。

今朝の単語暗記チェックに来たA君がこんなことを言っていました。

「勉強が面白くなってきました。やり方がわかってきました。自分でも『やればできる』ということがわかってうれしいです!」

1学期当初

「勉強についてゆけない、自分に自信がなくなった」

という理由で欠席を繰り返していた時の暗い表情の彼とは

「別人ではないか」

とこちらが思うような、そんな晴れ晴れとした表情でした。

彼の心の中にはおそらく「来年の入試に間に合うかどうか・・・」という不安もあるに違いありません。ですが今の彼にであれば、私は堂々と

「『間にあうかどうか』を問うてはならない。『間に合わせるかどうか』を問いなさい」

といえるように思います。

昨日の英語に引き続き、今日からは数学も新クラスでスタートです。常に新しい気持ちでスタートしてくれることを期待しています。






2012年9月25日火曜日

寒い一日です。

つい先日まで,外の暑さに比較して校舎内の涼しさが目立っていました。昨日あたりからは校舎に入ると逆に暖かさを感じるようになっています。

ここ数日の気温の変化はかなりのものです。

「風邪を引く子が増えないと良いが・・・」

と心配しておりました。実際には特に風邪引きさんが増えることもなく,みな元気に登校してくれております。体調不良で早退は一名のみ。早退した生徒も今日急に・・・ということではなく,ここ数日に亘っての不調を,かかりつけのドクターと相談するということでした。

授業中の態度も特に問題はなく,今日からの英語(新クラス)でもみな元気に勉強に励んでくれていました。

毎朝と放課後に実施している『単語暗記チェック』も順調です。ただし,ここに来て生徒間に大きな差が出てきました。

暗記の進度が大変に速く,上位の単語帳や熟語集にレベルアップした生徒が数名おります。逆にいくらやっても覚えられず暗記範囲の再指定(リピートと言います)を繰り返し,結局レベルが一段下の単語帳に変えた生徒も複数おります。

確かに今の段階で一段下の単語帳に変えることには,本人にも不安があると思います。ですが

「自分の実際の学力に合ったものからスタートする」

ことの意味はとても大きいのではないでしょうか。

何より自分が

「分かった!」「出来た!」「覚えられた!」

という実感を持てるところから始めなければ本当の力は絶対につかないからです。

確かに

「時間がない!」

これは塾生にとっての厳然たる事実ではあります。

でも時間がないのは医進の塾生だけの問題ではありません。日本全国50万の受験生

「全員」

にとっての事実でもあるのです。今週のHRではそのあたりのことを塾生全員に話し,元気付け,一歩でも先に進ませてやりたいと思います。












2012年9月24日月曜日

試験動画

以前から「医進塾」の授業や生徒の様子を動画でお見せできないかと考えておりました。

今回試験的にyoutubeにアップしたもののURLを、「塾生専用ページ」に上げてあります。Youtubeの「非公開動画」として登録したものです。

順次授業風景、生活風景、塾長面接風景などをアップする予定です。


2012年9月21日金曜日

全国模試(マーク式)

明日22日は「全国模試」(マーク式)が実施されます。

休日ですので正面玄関が開く時間が限られています。登校時間はいつもと同じですから、医進の生徒は8時半までに塾にきて、自分の受験科目開始まで自習室で勉強をしていてもらいます。

マーク式といえども、次第に侮れない問題が出題されるようになります。

気持ちを引き締めて試験に向き合ってもらいたいものです。


2012年9月17日月曜日

寝る子は育つの根拠・・・。


記憶に関連のある脳内部分というと、まず間違いなくhippocampus(海馬)が挙げられます。
それに関する面白い研究の結果です。

もちろん記憶は大変に複雑なプロセスであり、この研究結果だけでは決定的なことは言えません。ですが私がICUにいた頃に教わった

『睡眠は記憶を強化する』

という仮説を補強する結果ではあるようですね。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120917-00000062-jij-soci




今週の予定

今週は土曜日(22日)に「全国模試(マーク式)」が実施されます。

マーク式試験ですので必ずしも実力がそのまま反映されるとは限りませんが、現在は医学部、獣医学部ともにかなりの範囲でマークシートテストが採用されており、その形式で実力をきちんと発揮できるように自分を訓練しておかねばなりません。

また特に「英語」で言えることですが、記述式にしたが故にその受験生の実際の英語力がわからなくなることもあります。

国語力のある生徒の場合、日本語の力である程度の類推ができてしまうからです。

どのような形式で聞かれようとも、最低限の力をそこに反映させられるような訓練・・・難しいかもしませんが、チャレンジする価値のあることだと思います。

毎日の単語暗記チェックもだんだん軌道にのってきました。単語だけでなく熟語の暗記に入った人もいます。皆それぞれの勉強に集中すべき時期に入りつつあるようです。


苦しさの意味

勉強でも全く同じこと。

「やってもやっても伸びない、勉強してもしても点が上がらない」

実はそのときが一番伸びているときなのかもしれません。それが「得点」として外側に現れるまで

「我慢できるか」

ということなのだと思います。

塾生たちのこれからの生活は、まさに

「心臓破りの坂」

になります。励ましながらなんとしても全員無事に乗り越えさせてやりたいと思います。




2012年9月16日日曜日

病気になっても病人にはなるな・・・。


土曜日、ある塾生から相談を受けました。

「昨日のメディカルテストの悪さに、心底がっくりきています。あんなにやったのに模範解答を見て目の前が真っ暗になりました。

どうしてできないんだろう・・・と思うと泣きたくなります。

先生、私は勉強にむいていないのでしょうか」

私は以下の言葉を教えて、励ましました(FBを通じて友人が送ってくれたある方の文章の一部です)。

###########

『何事もそうですが、苦にするか、苦にしないかですよね。

人間は苦しみや悲しみといったが痛みが伴なっている時、

もの凄いスピードで学習すると言います。

やはり痛みこそ成長の源なのかもしれません。


成長しない人というのは、自ら痛みを遠ざけている人。

自らリスクを取りにいかない人が、成長することはない。


それとは少しニュアンスが違ってきますが、

病気になってはじめて健康について学ぼうとします。

デブになってはじめて“よし痩せよう”と努力をします。


肉体的な痛みがその人に気づきを与えてくれているので、

あながち病気というのも、悪いとは言い切れません。

一番良くないのは、病気になるのはともかくとして、

病気にこだわり過ぎて恐怖に震える病人になってしまうこと。


病気はいいんです。ただそれを苦にしてはならない。


お金がない人もそう、貧乏と貧乏人は違います。

お金がないのも病気と同じで、成長の糧にすればいいものを、

お金がないことを苦にする貧乏人にはなってはならないのです。


人生には紆余曲折があってナンボのものですよね。

苦労を知らない人は、やはり中身がないので、

何となく薄っぺらいというか、魅力も乏しいです。


間違えてはならないのは、苦労することと、

眉間にシワを寄せて苦を刻むこととは違うということです。


病気は良いけど、病人に成り下がっていてはダメ。

貧乏は良いけど、お金がないのを苦にする貧乏人はダメ。

いつ何時、何があっても人生をスパークすること。』

#############

病気になっても「病人」になってはダメ。成績や点数が劣等であっても「劣等生」になってはダメ。

点数が低かったらそれをあげる努力をする、それが足りなかったらそれ以上の努力をする、それでもダメだったらもっと努力する・・・。

この気持ちがある限り、君は

「敗者ではない」

そう言って励ましました。

これからこのようなケースが増えてきます。毎年のことですがここを乗り切らねばならないのです。

「チームワーク、そして向上心」

これが全員を来年の「合格!」に導く

「マジックワード」

です。

最後まで頑張りましょう!


2012年9月15日土曜日

A木君から「元気の出る言葉」


医進11のA木君(日大松戸歯学部)から,皆さんにメッセージです。

###########

医進12の皆さん

お元気ですか?

大学生活というものは非常に忙しいです。レポート・グループ学習・部活・実習…いわゆる「キャンパスライフ」なんてありません。 

今思うと、予備校にいて自分のペースで座って勉強できることは幸せなことです。面倒な人付き合いもありませんし、勉強さえしてればいいんです。大学に入ると、自分のペースなんて…破壊されます…。

勉強時間は大幅に減りました。ですが時間がない分、必死になって勉強している気がします。「去年はこんなに必死に勉強していなかった。この必死さを1年続けていたらなあ…」と思ったりもします。やはり続けるのは無理だと思いますが…

さて医進12の皆さん 並びにこのブログを読んでくれている医進11の皆さん。

まだまだ本気出せます!

いや今潰れていたら、大学生活なんか持ちません。医学部は並大抵の勉強量じゃないんです。歯学部の私なんかより、もっとはるかに忙しいハズです。

そのようなところを目指すんですから、死ぬ気で頑張ってください。死にはしないハズです。そしてそれで死んだら、受験生としての本望だと思って下さい。

では残り数か月頑張ってください。

偉そうなこと言える立場じゃないですね。すいません。

############

なんだか励ましているのだか,ふざけているのだかわかりませんが(笑),医進12の皆さんを応援する気持ちには変わりはないと思います。

先輩の気持ちをしっかりと受け止めて,頑張りましょう!


2012年9月14日金曜日

メディカルテスト第4回

朝から一日かけて「メディカルテスト第4回」が実施されました。今回の試験から内容が完全に「入試対応」になり,出題される問題には一切手心が加えられなくなります。

受験会場の生徒たちを見ていますと,やはり「数学」「英語」それに「小論文」など,完全に受験シフトされた出題に大分悩まされていたようです。

問題の解説は来週の授業中に行われる予定です。


2012年9月13日木曜日

先輩が来てくれました

一昨日になりますが、帝京大学医学部に今年入学したN野くんと、日大松戸歯学部に同じくことし入学したA木くんの二人が医進に遊びにきてくれました。

二人とも大変に元気で、大学生活を100%エンジョイしている姿そのままでした。どちらも医進11のメンバーですから今の医進12の塾生には知り合いも友人もおり、話に花を咲かせておりました。

彼らの話の中で一番うれしかったのは、

「医進でC・Pをやっておいて本当に良かったと思います」

とA君が言ってくれたことです。

「医学部や歯学部でも最近はコミュニケーションの大事さを重視して、そのための講座などが設けられています。必修ですから全員が取るのですが、みなまともなコミュニケーション理論など知らないひとばかりで、医進でやったC・Pのありがたさが本当に理解できました」

ということでした。

そのためにやっているのですから、当然といえば当然ではあるにせよ、他の学校では学ぶことのできない

「何か」

を、在校生に伝えることができたということは、私にとって大変にうれしいことです。

医進12の皆も、彼らとの話しで

「大学が近く感じられました」(A君)

となってくれるとよいですね。


勉強にも通じるものがあります。


2012年9月12日水曜日

最近の医進塾

3日に開講された後期も、今日で10日が過ぎました。この間医進塾はなにやかにやで大変に忙しく、ブログの更新もままならない状態で、ご心配をおかけしたことと思います。申し訳ありませんでした。

何とか当初のごたごたも片がつき、やっと生徒一人ひとりと向き合えるようになってきています。

この10日間の塾の様子です。

1.後期の時間割は原則として1学期と同じです。

14日に実施する「メディカルテスト第4回」の結果に基づき,新しいクラス編成をいたします。

特に「数学」と「英語」については今まで以上にきめ細かくクラスを分け,できるだけ少人数制のよさを生かしたいと考えています。

2.「英単語暗記チェック」が再開されました。

夏期講習中行っていた「単語暗記チェック」を再開しました。以前は成績的に若干心配な塾生のみを対象にし,「夏期合宿」中の単語暗記チェックに備えるという形でした。

今回は塾生全員が対象となり,それぞれの進度と学力に合わせた単語帳を使います。原則としては今まで使っていたものを継続使用しますが,各生徒と相談し,その生徒の実力に合ったものを指定することとなります。

当面の目標は,「10月末までに全員が5500語レベルに到達すること」です。

かなり苦しい生徒もいると思います。でもここで乗り切らないと先がありません。特に英語は「総合教科」であり,試験の直前に覚えた単語で試験問題の長文の概要が理解できた,というようなこともあり得ます。

地道な積み上げを絶対に忘れないように指導して行く計画です。

3.「英語構文解析講座」が開講されます。

今まで「基礎英作文」が置かれていた金曜日3時限目に「英語構文解析講座(上級)」が置かれます。かなり難しい内容の英文を,「正確に分析して読み取る」訓練を行います。

扱う英文がかなり何度の高いものなので「上級」と銘打っています。ですが中級以上の力を持つ塾生には全員受講を義務付ける予定です。常に上を目指さないと英語の力というのは,

「直ぐに落ちる」

からです。

4.「英文法特別講座」が開講されます。

夏期合宿で明確になったことに,

「医進塾生は,英文の正確な読み取りが弱い」

という点があります。構文を正確に取り文法的に把握しながら「正しく」英文を読むことができないと,「下線部訳」だけでなく「長文読解」も結果としてはいいかげんなものになります。

現在は火曜日の英語の上級クラスで行っているものです。14日のテストの結果によって,なるべく多くの塾生を指名受講させる予定です。

1学期・夏期講座までは

「何をおいても,まず『数学!』」

の方針で動いてきました。

「数学はもう安心だから」

では,決してありませんが,今後は

「同じように英語にも重点を!」

の方針を並行して加えて行きます。

今までは

「あれか,これか」

の選択で勉強できました。今後は

「あれも,これも」

という考え方でないと受験に間に合わなくなります。

そうは言っても,いたずらに焦る必要はありません。指導担当の先生の指示に従い,今までの時間単位の仕事量をだんだんと上げてゆくような勉強の仕方をすることが一番だと思います。

英語に加えて,C/Pの講座が「獣医学部」と「医学部」のそれぞれに対応する形で別々に行われています。獣医学部の場合,麻布大学AO入試書類審査に合格した生徒が,今度は面接に向けて猛特訓の最中です。

「医学部」コースの生徒もC/Pの基本中の基本,「Basic 4 Musts」の練習に入りました。

次第に受験の色を濃くし出した最近の医進塾です。

これから先は勉強もそうですが,気持ちの管理がよりいっそう大事になります。

今までこのブログに何回かに分けて「元気と勇気の出る言葉」を載せました。これはすべて塾生に配付したり,HRの時に配って,簡単な講話と解説をしたものばかりです。

塾生はみな配付した「言葉」の中から自分の一番気に入ったものを自分のブースの目に入るところに貼り付けて気持ちを奮い立たせようとしているようです。

最後に,ですが「最少に」ではなく,大事な連絡です。

大変遅れてしまった「成績表」の送付ですが,何とか目処がつきました。土曜日までにはご家庭への送付が完了できる見込みです。

何かありましたら,事務室(03-3205-4308)までご連絡ください。










2012年9月10日月曜日

夏期合宿時の動画アップ

少し遅くなりましたが,夏期合宿時の動画を編集したものがアップされています。

⇒ http://www.youtube.com/watch?v=rVB5b1GBO2E&feature=relmfu

医進塾関連動画

町田市民病院見学の際の画像をアップしました。

⇒ http://www.youtube.com/watch?v=iQmMZtAiyVc

よろしければご覧ください。

2012年9月9日日曜日

2012年9月6日木曜日

単純なことばですが、真実だと思います。


2012年9月5日水曜日

元気の出る言葉

時間のあるときにでも、ご覧ください。

⇒ http://www.youtube.com/watch?v=GsCpxjaxttM





振り向くな!!


いつまで、あなたのエネルギーを眠ったままにしておくつもりですか。
いつまで、あなたの中の無限の力を忘れているつもりなのですか。

争いの中で時間をつぶしてはなりません。
疑いの中に時間を失ってはなりません。
時間は二度と再び戻すことはできません。

もし機会を逃したら、次のチャンスが来るまでに、
あなたはこれから幾つもの人生をやり直さなければいけないのです。

(バグワン・シュリ・ラジニン)



2012年9月2日日曜日

夜明け前の暗さ・・・

明日から「後期」が始まります。

後期は完全な「問題演習期間」となります。すべての講座が(例外はありますが)入試問題の実戦的な演習を通して既習事項を復習・発展させる授業となります。

一方的に講義を聞くだけの授業ではありません。ですから自分の弱いところ、できていないところ、できたつもりだったのに出来ていなかったところ、わかったつもりだったのに本当はわかっていなかったところ・・・それが目の前で

「明らかに」

されます。

これは心の弱い人にとっては、大変に辛いことであるに違いありません。

ですがこの

「試練」

を乗り越えないと、本当の力はつかないのです。


何でもそうですが、自分が「できない・わからない」と思っている瞬間が、次の段階へのベストのスタートラインなのです。

「先の光がほんのかすかにみえるからこそ、周りの暗さが強調されて見える」

ということでもあります。

これからの半年間はそれの繰り返しとなることでしょう。この時期こそが塾生にとっての

「正念場」

ともなるものなのです。



2012年9月1日土曜日

町田市民病院見学会

8月最終日の昨日,医学部コースの塾生を対象にした「町田市民病院」見学会を開催しました。

「町田市民病院」は,医進塾の顧問をお願いしている羽生先生が副院長・外科部長を務めておられる病院です。

⇒ http://machida-city-hospital-tokyo.jp/

14時少し前に病院正面玄関に集合。そのまま直ぐに4階の副院長室に行き羽生先生にご挨拶し,研修医の皆さんとの懇談に移りました。

年齢的にもかなり近い若いドクターの経験談や受験時代の苦労話など,興味の尽きない話題ばかりで1時間が本当にアッという間でした。

塾生からは,

「医学部の勉強で一番苦労したことは?」

「医師国家試験って難しいのですか?」

「入試科目による有利・不利は?」

「具体的な勉強方法について教えてください」

「将来目指している専門分野は?」

「ドクターとして一番困ったことは何でしょう?」

という質問が続き,一つ一つに真剣・真摯に答えてくれる研修医の皆さんの表情がとても印象的でした。

中でもある先生が言っていたこと,

「患者さんはみな殆ど私たちよりも年上です。その方がもう現代医学ではどうすることもできない状態になったとき,ベッドサイドで私たちに出来ることはなにか・・・って考えると無力感・絶望感に襲われることもたびたびあります。でもやっぱり,どんなにがっくり来ても,私たちにできることをしなければいけないのだなと,皆で励ましあって先にすすみます」

この言葉の意味と重さを,塾生には重く受け止めてもらいたいものだと思いました。

懇談会後は病院の上から下まで(文字通り最上階の10階から地下2階まで)殆ど全ての科に亘って,羽生先生のナビゲートで見学をさせてもらいました。

特に2階の手術室の見学(着替えて入りました)は,直ぐ目の前で実際の手術が行われているところであっただけにかなりの迫力がありました。

終了したのは17時少し前。2時間以上に亘って病院内のかなりの部分を見せていただいたことになります。

さすがに終わったときには全員が疲れ気味の表情でした(笑)。

一昨日の「動物園見学・研修」と同じく,通常では得難い機会でした。自分たちの数年後の姿を塾生たちはみな具体的な形で見ることができたのだと思います。

新しい気持ちで3日から始まる「後期」の勉強に取り組んでもらいたいと思います。

「塾生専用ページ」に病院見学の画像を数枚掲載しました。医療現場見学中の画像が少ないのは患者さんへの配慮があったためです。ご理解いただければ幸いです。