2011年4月30日土曜日

4月の終わり

今日で4月が終わりです。
今まで気にもしていなかったので、自分のうかつさにちょっとドキッとしています。

2月に入学した塾生はもう二ヶ月勉強を継続しています。
一番最後に入学した塾生は4月の第一週ですから、それでも約一ヶ月弱は医進で勉強しているわけです。

ゴールデンウィークが終わると、夏期講習まで2ヶ月しかありません。夏期講習は一ヶ月と少しで終わり、最後に夏期合宿が待っています。合宿まであと4ヶ月です。

基礎力の確認・完全定着期があと四ヶ月で終わるのです。
始まったばかりで「あと四ヶ月」というのは気が引けますが、事実は事実。目を逸らすわけには行きません。

この四ヶ月をどう使うかは、「時間の密度」という点から考えなければなりません。1時間の仕事量と言い換えることもできますが、要するに同じ時間をかけてできる内容がこれからどんどん増えてゆかねばならないということなのです。

そのためにはある程度「負荷」をかけて自分を叱咤激励し、少しでも「昨日の自分」より「今日の自分」のできる量を上げて行く必要があります。

質を落とさず、量を増やす、言うは易く実行は難しいものです。

でもこれが「受験勉強」というものなのです。

それを少しだけ先取りしたのが今回の「特訓」だったと言えるでしょう。

これを機会に、一人ひとりの塾生が自分の勉強の方法を改めて考え直してくれることを期待しています。

実況中継

かなりのスピードで計算力特訓が続いています。

計算力特訓用プリント4000枚。
無駄になりませんように!
I丸先生の個別チェック風景
K山先生の個別チェック風景

計算力特訓マラソン開講!!

今日は朝から「計算力特訓マラソン」が行われています。
会場は、人数とやり方に応じて、500教室(大教室)が使用されています。

昨日の英単語特訓とは異なり、計算力は計算のプロセスを知らねばならない関係で、完全個別チェック方式となります。各自がそれぞれのプリントを終わらせ、前で待機している数学の先生にチェックしてもらいます。

満点ならば次のプリントに進みます。やり直しを命じられることもあります。一番いけないのが「雑な計算」です。なによりも最初のうちは「丁寧に、正確に、かつ速く」が求められます。

先に進むにつれて「速く、たくさん、正確に」が要求されるようになりますが、最初のうちはまず「正確さ」が大事です。


開始前のざわめき(笑)。
同上
K山数学科主任の説明。
熱心に聴く塾生たち。
いよいよ開始です。

やりかたがわからない場合は、個々に説明します。
計算風景。

2011年4月29日金曜日

単語暗記マラソン終了!

特訓マラソンの初日が先ほど終了しました。
総合確認テストも終わり、得点集計が終了しています。
成績優秀者は、後日表彰され、記念品が校長より手渡されることになっています。


M尾先生の最終解説
熱心にノートを取る塾生
同上
同上
同上
単語の効果的な覚え方を解説。

明日は今日とは違った形式での「計算力特訓」です。
ゆっくり休んで、明日に備えてください。



連休の過ごし方

今年の連休は「大型」というよりも、なんだか休日を小出しにされているようで、塾生もみな使い方に頭を悩ませているようです。

休み時間などに様子を見がてらいろいろな生徒と話しをします。そのときの話題はやはり「ここからの1週間をどう使うか」が多いように思います。

2月から勉強を始めている人はもう2ヶ月半近く集中して勉強に励んでいることになりますし、そうでない人も事前個別指導やゼロ学期、春期講習、学習ガイダンス等を通じて、やはりそれなりの時間をかけてきています。

特に成績に大きな問題を抱えている生徒以外、私は大体次のようなことを言うようにしています。

1.来週中ごろの3日間は、自分の「勉強生活」を振り返る絶好の機会です。

#この1ヶ月だけでも、かなりの量の勉強をしてきました。十分な復習ができているでしょうか。理解に雑なところがなかったでしょうか。翌日の予習に時間をとらなくてすむ分、復習にじっくり取り組めるチャンスとなります。

#自宅通学の方は、ご両親と自分の勉強や進路についてゆっくり話し合う機会ともなります。一人暮らしの人は、部屋の清掃や洗濯などに使える時間でもありますし、何よりも自分の生活空間をこれからの厳しい勉強に合わせて組み立てなおす時間ともなるでしょう。

2.夏までの勉強計画を立て直す機会でもあります。

#頭の中で思い描いていた自分の勉強計画と、実際の勉強との間に大きなギャップを感じている人がほとんどのはずです。ここでもう一度冷静に自分の学習計画を振り返り、何が問題だったのかを探ってみる必要があります。

#単語の暗記は予定通りでしょうか?英語SUPはどこまで進んだでしょう?夏までにどこまでゆけるでしょう。そのような点をしっかりと考え、冷静に自分の計画を再構築する時間として使いましょう。

3.何より、身体を十分に休めるチャンスです。

#先週一週間で、身体の不調を訴えてきた人が4人いました。重篤な疾病ではありませんでしたが、単なる風邪であっても馬鹿にはできません。気持ち先行でここまで来た人もたくさんいます。いつもよりゆっくり睡眠を取れるチャンスです(朝寝坊はいけませんが・笑)。普段よりもゆったりとした時間の使い方をするだけで、身体の疲れはかなり取れます。5月末には第一回「メディカルテスト」も予定されています。体調と健康の管理を忘れずにするようにしましょう。受験や試験では「体調管理も実力のうち」です。

こう書くと、することは多いですね(笑)。

英単語暗記マラソン開講!

今日と明日、「英単語暗記マラソン」「計算力特訓マラソン」が実施されます。

9時から開講式。
9時20分から特訓開始です。H田先生。
試験のあと、解説・解答が行われます。
M尾先生の解説。
解説を聞き、自己採点。

「単語暗記」⇒「確認テスト」⇒「解説」の繰り返しが、今日の15時過ぎまで続きます。
その後、「最終確認テスト」が30分。自分の単語力がどのレベルかを正確に把握します。

単語を知らないで英語力を云々することはできません。今日1日で数千の単語をすべて頭に入れることはできないかもしれませんが、これを大きな「きっかけ」にして、これからの英語の勉強を組みたてさせるよう、順次指導してゆきたいと考えています。

明日は「計算力特訓マラソン」です。


2011年4月28日木曜日

5月間近です。

今日は26度だそうです。
初夏の感じです。

早稲田ゼミナールの「くすのき広場」には、こんな花も咲いています。



着実に勉強しているようです(笑)

今日の医進塾の学習時間累積表です。


みなさん、着実に時間を重ねているようですね。


これが点数になって結実する日を待ちましょう。


イントロテストは満点が原則!

月曜日からイントロテストが始まっています。

得点を見ていると、いろいろなことがわかります。

一番気になっていることは、イントロテストの意味を勘違いしている人がいるのではないか、という点です。

満点はそれぞれ8点満点、10点満点、30点満点というように、クラスによって異なります。前回の授業の内容と指導重点、それにクラスの程度に応じた問題が出題されるからです。

ざっと見たところ、1点(!!)、3点(!!)、8点(30点満点です!!)というような得点が散見されます。

これはとても困ります。

イントロテストは「前回内容の復習」試験です。この得点が低いということは「前回の授業内容が理解できていない、理解できていても定着していない」ということになります。また「定着させるまでの勉強量がこなされていない」ということでもあります。

http://wasedazemi-ishinjuku.blogspot.com/2011/04/blog-post_26.html

7割や8割の得点で満足したら大変なことになります。

何が何でも「イントロテストは『満点』が原則!!」を貫いてもらいたく思います。

土曜日のHRで生徒にはもう一度念を押すつもりでおります。

第1回授業フィードバック

始まってからまだ2週間ですが、第1回の「授業フィードバックアンケート」を実施しました。

正式な授業評価は5月上旬~中旬に実施します。今回のフィードバックアンケートは授業そのものへの評価というよりも、一人ひとりの塾生が授業に対してどのような意識を持っているかという点をアンケート方式で調べるものです。

結果はこちらで集計し、必要に応じて担当講師へとフィードバックされてゆきます。担当講師はそれを次回以降の授業へ反映させてゆくというシステムです。

いろいろな感想がありました。
2,3挙げててみます。

############

・数学は自分のわからないところが明確になってきた。他の教科はこれからだ。

・数学はA先生が一番わかりやすい。生物はゆっくり進んでくれているのでノートをとてもとりやすい。英語はSUPがあるので、個別指導感覚で自分の弱点がわかりすごくうれしい。

・先生によって進み方の遅い早いがある。こちらがそれにあわせて予習をしてゆかねばならない。

・今のところはついて行っている。これからが大変だ。

・どの先生方も授業がわかりやすく、安心したが、果たして自分で解けるか、となると自信がない。

・今までまともな小論文を書いたことがないので、とても不安。

・何がわかっていて、何がわかっていないのかもまだわからない。不安だが先生と授業を信じるしかない。

・自力での予習、復習が不可能な状態。SSの時間がありがたい。

・講義はよいが、演習になるとお手上げ。早くなんとかしなければ。

############

みなそれぞれの悩みを持ちながらも、自分なりに何とかスタートを切ってくれているようです。
考えたり、悩んでいるばかりでは先に進みません。

まずは歩き出してみて、躓いたりころんだりしながらも諦めずに先をみて歩き続けることだと思います。

明日はいよいよ「英単語暗記マラソン」です。

2011年4月27日水曜日

個別指導開始

今週から個別指導が開始されています。

個別指導の目的は大体以下の4点に絞られます。

1.授業中の理解不足の点を再確認し、納得の行くまで解説・指導する。
2.授業中の問題演習では足りない部分、弱点項目等を補う。
3.より有効な勉強方法の指導をする。
4.授業よりも先に進んだ、より実戦的な演習を行う。

もちろんこの内容だけではなく、ほかに出てくるさまざまな問題、課題を解く相談にのってもらうこともできます。現役生の場合は、高校での授業内容・定期試験準備などための質問時間としても使うことができます。

医進塾の場合、実際に授業を担当している講師の先生方が個別指導を担当しますので、本当に聞きたいところがピンポイントで確認できるようなシステムになっています。

効果的に使ってもらいたいところですが、このシステムの弱点もあります。

一番の問題は、受講生が個別指導「依存症」になりやすいということです。

授業中に真剣に聞かず、後から個別指導の時に改めて最初から教えてもらうというような態度がそれです。

これでは何のための個別指導かわからなくなります。

これを防ぐために担当の先生方は非常に気を使います。個々の生徒はみなそれなりの事情を持っていますから、一概に「授業中に説明したはずだぞ」と言って突っぱねることはありません。

しかし授業中に不真面目だった生徒が、何の理由もなく個別指導で同じことの説明を求めたりした場合などは、授業中の態度を確認した上で、かなり厳しく指導をすることもあります。

理由もなく同じような学習態度が続く場合、総合的に判断して担当者を替えたり、あるいは個別指導そのものを中止することもありえます。

弱点もありますが、医進の特徴のひとつにもなっているこのシステムです。先生方の指示に従って積極的に利用してもらうことを願っています。

現在、パーフェクトコース(個別つき)を希望している塾生の、約半数が個別指導を始めています。ほかの人は、「今は特に問題なく授業に付いて行けているので、無理に個別をお願いする必要はありません」ということで、様子をみることにしています。

5月末には第一回のメディカルテストが予定されていますので、その前後にまた面談をし、個別指導を含めて、ベストの勉強態勢にもって行くよう、指導してゆく予定です。

2011年4月26日火曜日

イントロテスト始まる

昨日の数学から「イントロテスト」が始まりました。今朝は「英語」でした。

イントロテストは、前の週の同じ曜日の授業内容を基にした小テストです。
朝登校後すぐに塾生は各自のブースでこのイントロテストの準備を兼ねた勉強を開始します。

朝の学習は1時間程度の短い時間ですが、先週の授業をその日のうちによく復習しておけば、かなりクリアに内容を思い出すことができます。

その知識を元にイントロテストを受験します。

小テストといえども「テスト」に変わりはありません。みな必死に取り組んでくれます。
テストの解説から1時間目が始まりますので、塾生の頭はみな先週の内容が完璧に思い出された状態で次週の授業に臨むわけです。

この小テストの出来が悪いということは、前の内容が完璧に頭に入っていないということですから、ほうっておくと大変なことになります。わからないものをわからないままほうっておくと、どんどん「わからない」が積み増しされ、気がついたときには「手遅れ・・・」になります。

それだけは避けなければなりません。

それは今日これから予定されている「数学SS」でもう一度やり直すというわけです。

イントロテストの結果(点数)は記録されて毎回私の手元に回ってきます。
点数を見ればその生徒がどのくらいの勉強をしているかは一目瞭然です。

あまり低い点数が続くようであれば、何らかの手を早めに打たねばなりません。

今のところ、まだ最初ということもあり、特に低い点数は見えませんが、これからが勝負です。

毎日テスト・・・いやかもしれませんが(笑)、自分を客観的に振り返るチャンスだとも言えます。

逃げずに(逃げられませんが・笑)立ち向かってもらいたいと願うところですね。





2011年4月25日月曜日

英単語特訓、計算力特訓

今週の金曜日29日に「英単語暗記マラソン」が実施されます。

事前に渡した必修単語1500を、各自がそれまでに暗記してきてもらい、その確認を朝から夕刻まで連続して小テスト形式で行います。

毎回のチェックテストはそのたびに得点を出し、自分がどの程度の単語を頭に入れているのかが数値的に分かるようにします。

この「単語暗記マラソン」は、昨年までは合宿の時に行ってきたものです。短期間で競争意識を持ち集中的に暗記することが単語力増強に非常に効果があるということが分かってきたので、今回は早いうちに実施することにしたものです。

同じく今週の土曜日30日は「計算力特訓マラソン」が予定されています。

英単語暗記マラソンと同様、こちらは朝から夕刻まで、計算力向上のための連続練習です。形式は毎回プリントテスト形式で、得点をつける点では単語暗記マラソンと同じです。

4月の最後をこのような特訓で締めくくることには大きな意味があります。ここを乗り切った人は5月の連休も有意義に乗り越えてくれることでしょう。

今から期待しています。

ちなみに、以前の合宿時、この「単語暗記マラソン」と「計算力特訓マラソン」を受講した生徒の感想文を載せます。

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「3日で1500語の単語、計算問題500題をこなしたかと思うと、信じられない思いがする。最初は「むりだよねぇ」と友人同士で言い合っていた。

それが実際にやってみると、その友達もやる気になり、そうなると負けていられなかった。朝から晩まで単語を暗記し、計算をやっていたように思う。

ほとんど寝られれなかったが、うとうとすると単語と計算が夢にまで出てきた。本当に死ぬ思いだった。

二日目の朝あたりは、単語のプリントを見ると吐き気がした。
数学の計算式を見ると気分が悪くなった。

でもそのうちに、ひたすら単語の暗記と計算とに没頭している自分がいるのに気がついた。

途中で何度も投げ出そうと思ったが、先生方の笑顔を見ると「やめます」といえなかった。どうせ言っても塾長ににらまれて、「ダメ!やりなさい!」と言われることが分かっていたのでいえなかったというのも理由だった。

最終日、最後のプリントが終わったとき、不思議なことにあっけなさを感じた。「え、もう終わったの?」という感じだった。

終わって帰ってきて、計算が以前より格段にやさしくなっていた。英語の文章があまり怖くなくなっていた。これだけは、やってみないとわからない体験だったろう。

後輩のみなさん、まずやってみてください。苦しいけれど、絶対に効果がありますから!」

ATさん(09年度聖マリアンナ医科大合格)

ガイダンス感想文抜粋

土曜日の「学習ガイダンス」終了時、全員に感想文・質問を書いてもらいました。
その抜粋です。

##############

・基礎と理論が両方大事ということを聞き、改めて自分の勉強の足りないところが指摘されたような気がした。今までは数学も「暗記物」だと思っていた。

・単語力が足りない、と改めて思った。何とかしなくては・・・!

・公式がきちんと頭に入っていないことが理解できた。考えてみたら公式を知らずに問題をやろうとしていた自分がおかしいと思った。

・文法を感覚でやっていたことを理解できた。なんとなく・・・では合格しない、そのことをいやというほど理解した。

・まずは先生方にいわれたとおりにやることだと思った。1年間は短い。自分のやりかたは能率が悪いと改めて感じた。

・聞いていて質問したいことがいっぱい出てきた。後から聞きに行きますからよろしく!!

・全体と部分の関係を意識した勉強をしたい。特に数学!

・語学は続けることに意味がある教科だということがはっきりと理解できた。ありがとうございました。

・公式にぶちこめば答えがでると思っていた自分が甘かった!最初からやりなおさなければ!

・今までは英語というと、単語の暗記と訳の暗記しかしてこなかった。それでは入試は通用しないということがいやになるほど理解できた。

・英語は自分の中でも特に苦手意識の強い科目なので、正直言って今日の話を聞いて怖くなってきた。間に合うのだろうか。でもやるしかないと思う。ついてゆきますからよろしくお願いします!!

・「まずは言われたとおりにやる」ということは、はっきり言って当たり前のことなのですが、いつも何かと自分の方法でやって結局自爆してしまうので、とにかくこの一年間は先生が言ったことを第一にやります。

・自分ではセンターレベルは一応クリアしていると思っていたが、それだけでは実際の入試では歯が立たないことが理解できて、分かってよかったと思う反面、これから大変だなと改めて感じている。

・単語を覚えるのが苦手な自分なので、どうしようかと思った。授業についてゆくことが第一と聞いて、少し安心したのだが、それだけで本当に大丈夫か、後から聞きにゆきます。

・数学をどうしようかとずっと思っていたので、ガイダンスで細かく教えていただいて本当によかった。これで自分の計画が自信を持って立てられると思う。今までは数学を暗記科目と思っていた。それではだめだと言ってもらって、少し楽になったというと変な感じだが、やっぱり本当はそうだったのかということが分かってすっきりした。一年間がんばろうと決心した!!

・基礎が大事なんだと思わずうなずいてしまった。基礎の組み合わせが応用なのだから。基礎をやらずに応用問題をやるのは意味がないと納得した。

・「公式の流れを追う」という言葉が耳に強く残っている。公式は単独であるわけではなく、それぞれが関連を持っているのだから、一つの公式で満足してはいけないということなのだろうと思った。本当に参考になるお話だった。

・英語を理解するにはまず日本語を!といわれてはっとした。今まで自分はわけの分からない訳を書いて×をもらって、何でこれでだめなんだと思うことが何度もあった。それは自分の日本語に問題があったのだと理解でき納得できた。これからは授業についてゆこうと心から思った。

・英語SUPを一日2枚、数学計算力SUPを一日2枚、合計4枚を必ずやる!夏までの目標!

・5500語もの単語を覚えると聞いて、気が遠くなるように思った。でも医進の先輩はみんなそれをやって合格しているのだから、自分もやらねば、と強く思った。

・ゼロ学期や春期講習中は時間に余裕があったので、SUPプリントや計算力プリントも予定通りできた。でも学期が始まったらとたんにできなくなってしまった。時間の使い方を考えないといけないとつくづく思った。

・英語はやることが多くて何から手をつけたらよいのかわからなかったが、今日の話を聞いてよく理解できた。ありがとうございました。これで勉強計画が立てられます。

・予習、授業、復習、再復習の流れが理解できて本当にためになりました。すっきりした気がします。

・あせって難しい問題に手をつける必要はないということを聞き、ほっとした。でも基礎だって難しいかもしれないと思ってまた少し焦った。自分だけで勉強しているとこの焦りがどうしようもない。ここで先生方に教えてもらえれば焦る必要はないと思った。

・1学期は予習より復習に力を入れると聞き、自分の勉強に間違いはなかったと安心した。でも復習が思ったより時間がかかるのが困る点だ。それだけたくさんのことを習っているのだと思う。授業の密度が濃い分、復習は大変だ。SSがあるのがありがたい。

・英語なんてすこしやれば何とかなると思っていた自分がバカだったとつくづく思う。一年で間に合うだろうか。不安を感じる。でもやるしかない。昨年の先輩も最初は同じように感じたのだろうから。

############

みなそれぞれの新しいスタートが切られたようですね。
応援して行きたく思います。

2011年4月23日土曜日

学習ガイダンス

学期が始まり、今日で一週間が終わりました。

朝9時からHR開催。場所は初めて使う530教室でした。
医進塾での授業や日課について、いくつかの質問に答えることからはじめ、最後は「明るく楽しい仲間を作ろう。そのためにはまず『挨拶』を忘れないようしよう!」という言葉で終了。すぐに朝の授業に入りました。

土曜日は12時15分の午前授業終了後帰宅OKになります。
疲れを訴えてきた生徒も多く、さすがに朝から晩までの勉強の一週間はきつかったようです。

来週からはこれに朝の「イントロテスト」が入ります。ますます厳しくなりますが、これが「受験勉強」の第一歩です。慣れるまでは大変でしょうが、ここをがんばってもらいたいと思います。

午後の1時から、数学科主任のK山講師と英語科主任のH田講師による「学習ガイダンス」が開催されました。

4月4日から2週間のガイダンス期間を過ぎ、1週間の授業を実際に見たあと、今年度の医進11の生徒の弱点、適した勉強方法、今後の勉強に向かう心構えなどが2人の先生から詳しく解説されました。

H田英語科主任の解説①
英語②
数学①
数学②
最後の感想文を熱心に書くN野くん(笑)

実際に授業を見たあとの先生方のガイダンス内容はさすがに迫力に満ち、1時間の間塾生全員気持ちを張り詰めて聞き入ってくれていました。

次回はこの時の感想文のまとめを載せてみましょう。




2011年4月22日金曜日

pay it forward

今朝の産経新聞に載っていた記事からです。

大槌で被災された方の取材をしていた記者が、一ヶ月の取材を終えいよいよ帰京しようとする直前、最初に取材した避難場所にお別れを言いに行きました。

そこにいた80歳近いお年寄りの一人が、避難所の外で話そうとその記者を手招きします。
そのご老人はそこで、その若い記者の手を握りながら、次のように言ったのです。

「前回あなたが来てくれたときには、周りに人がいるので言えなかった。

ありがたいことに震災この方、本当に多くの方の助けをいただいてきた。

大槌が復興するまで10年以上はかかるだろう。復興まで自分が生きていられるかどうか・・・。でも大槌の復興がなったそのとき、日本のどこかで起こるだろう災害に、大槌が精一杯ご恩返しできるまで、自分はなんとしても死ねない。何としても死ねない・・・」

そう言いながらそのお年寄りは大粒の涙を流し、嗚咽したというのです。

私もこの話しを読んだとき涙を禁じえませんでした。

人間が生きる目的、これは大きな問題です。人は何のために生きるのかという問いかけは古来多くの思想家、哲学者、宗教家を悩ませてきました。

でもその答えのすべてはこのご老人の言葉の中にあるのではないでしょうか。

人は一人では生きて行けない、一人ででも生きて行くという気持ちをもたないと集団でも生きていけない、でも、それはすべて自分以外の人間のため。

このことだと思います。

医進塾に集う若者たちは、考えられないほどのさまざまな「恩恵」を周りから受けています。
その恩恵は、与えてくれた方々に直接お返しすることはできないかもしれません。

でも、いつかこの恩恵を返そうという気持ちが今の彼らを支えて行きます。

人間の社会に対する「ご恩返し」、最近ははやらない言葉かもしれません。しかしこの言葉ほど生きる意味を的確かつ明確に言い表した言葉はないでしょう。

自分のくじけそうになる心を、自分以外のものが支えてくれているという事実を見つめながら、いつかそれを「ほかの人を支える」ことで返そうとする決意と努力、これがよい「医師・獣医師」を作って行く元になるものなのだ。私にはそう思えてなりません。

Pay it forward「前に返そう」の本当の意味だと思います。

2011年4月21日木曜日

年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず・・・

はるか昔、高校の漢文の時間に教わった漢詩です。

古人こじん洛城らくじょうの東に無く
今人きんじんた対す落花の風
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
げんす全盛の紅顔の子
まさあわれむべし 半死の白頭翁はくとうおう

この「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」の部分はよく引かれる部分ですね。毎年新しい医進塾生を見るたびに、私の頭に浮かぶのはこの句です。

花は毎年同じなのに、人は違う・・・この事実の恐ろしさに愕然とします。

「全盛の紅顔の子」は、まさに今いる塾生に違いありません。私などは「半死の白頭翁」(笑)というところでしょうか。


今年の塾生は、例年になく


「おとなしいし、真面目ですね。勉強はすごくするようです。でも盛り上がりに若干欠けるかな」


ということなのだそうです(講師の先生方の話)。


必ずしも「大人しさ」が悪いわけではありません。真面目で素直であればそれはベストだと思います。
でもそれに満足してもらいたくはない。今年の塾生に私が言いたいこと、それは「半死の白頭翁」になるまでに、気持ちの「強さ」を身につけて欲しいということなのです。


気持ちの強さは、特に「生命」に関わる仕事をする人には絶対に必要な資質です。患者さんや病気の動物たちから発せられる「負のエネルギ-」にさらされるのが医学者、獣医学者の宿命です。それに負けず、回復・健康へと彼らを導くためには、まず自分たちが強くなければなりません。


でも、人としての強さは医師、獣医師の専売ということはありません。どのような分野に進むとしても人間である以上「悪と闘う」強さを持たねばならないのです。


毎年毎年、中学・高校、そして医進塾で同じことを言い続けて、もう30年経ちました(笑)。
最初に教えた子供たちは、もう50歳を超えているころです。


彼らも自分の子供たちに「強くなりなさい」と教えてくれているだろうか、そんなことを思うのも、4月という月のなせる業なのかもしれません。



2011年4月19日火曜日

二日目の講義

昨日の暖かさとはずいぶんと違う、肌寒い朝でした。
8時30分の登校に、遅れた生徒が4名。
昨日とは違う人たちでした。全体にたるんだ雰囲気でなければよいのですが・・・。

幸い9時前には全員集合し、こちらから自宅連絡などする必要はありませんでした。

午前中は英語です。

英語科主任H田先生
M尾先生
I上先生

昨日の数学の先生がたと同様、基礎から応用まで、細かいところまで行き届いた授業が進められています。

今日は英文法ですので、塾生も集中しやすかったのでしょう。みな非常によく集中してくれていました。



2011年4月18日月曜日

1学期開講!!

いよいよ今日が最初の講義です。

先日のクラス分けテストを基にした「クラス別氏名表」と、とりあえずのテキストを朝のうちに配付。そのまま自習室か教室で勉強に入ります。

今週は朝の「イントロテスト」がありませんので、若干時間に余裕があります。

I丸先生の授業(223教室)
M越先生の授業(221教室)
K山先生の授業(501教室)
「生徒さんはみな非常に熱心ですね。集中の度合いがよい。まだ質問が活発というほどではないのですが、そのうちにどんどん出るようになるでしょう。楽しみです」

という、担当の先生からの声でした。

午後は化学の授業が予定されています。


直前オリエンテーション

8日の基礎力判定テスト後に、15時30分から1時間ほど「直前オリエンテーション」が行われました。

早稲田ゼミナールの職員紹介が行われ、それに続いて医進塾での生活・学習一般についての諸注意が行われました。

最後に、参加者全員が改めて自己紹介をし「この一ヶ月で一番楽しかったこと」について一言述べ、和気藹々のうちに終わりました。

友達は自然にできるものではありますが、積極的に作って行くものでもあります。

これから一年間、この医進塾で勉強をともにする仲間たちと、早く自然な付き合いができるようになってもらいたく思います。

「今日夜まで勉強するのは誰かな・・・」と思っていたら、オリエンテーション終了後、あっという間に誰もいなくなってしまいました(笑)。

さすがに疲れたのだと思います。

いよいよ来週月曜日、1学期が開始されます!

基礎力判定*クラス分テスト

4月8日(金)、医進塾基礎力判定テスト(クラス分テスト)がおこなわれ、塾生全員がしっかりと受験してくれました。

ただ、9時集合に遅れた人が数名、9時20分からの試験そのものに遅刻した人が1名おりました。
最初だからしかたないとも言えますし、最初からこれでは先が思いやられる、ということもできます。

いずれにせよ遅刻はあまり名誉なことではありません。気をつけてもらいたい点ですね。

受験風景①
受験風景②

それにしても、朝の9辞00分から15時過ぎまでの試験です。緊張感や疲労感も大変だったことでしょう。これからこのような訓練が数限りなく行われてゆきます。その訓練が塾生を来年の「合格!」にまで導いて行くのです。試験は決して楽しいものではありませんが、臆することなく乗り切ってもらいたいと願っています。

採点をすぐに行い、クラス分けが行われます。

月曜日からの授業準備に各講師とも余念がないところです。



2011年4月11日月曜日

最近のこと

9日の土曜日には医進塾説明会、日曜日は個別の説明が4件、今日11日には、飛び込みで来たかたを加えて5件の個別面談がありました。来週から新学期が開始されますが、このところこのような面談で忙殺されています。

受験生一人ひとりの事情と、ご家庭がすべて違いますから、同じことを鸚鵡返しに繰り返すことはできないのです。

さすがに5人目の方が終わったときには、椅子から立てないほどの疲労感を感じました(医進塾の場合、個別説明会はどんなに端折っても1時間半はかかります)。医進に来るかどうかに関係なく、このささやかな出会いが、お話ししている方にとって何ほどかプラスになってくれることを祈っています。

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東日本大震災が起こって、丁度一ヶ月になります。この間本当に沢山のことがありました。いまここでこのようなことを書いている自分が、信じられません。一ヶ月と一日前には、まさかこんなことが起こるとは夢にも思わなかった自分がいました。

この間のことを改めて考えます。

自然の力の前には、なんらなす術もない私達ですが、同時に、そのことを知っている私達でもあります。自然の前に脆さ、弱さを露呈する私達ですが、それに負けないぞ、と思える私達でもあります。そのような「私達」であることに、私は誇りを持つのです。

自分の弱さをまっすぐに見つめられる人が、本当は一番強いのです。
自分の不完全さをはっきりと悟ったとき、人はもしかしたら「完全」に一歩近づいたのかもしれません。

震災後、ある崩れかけた家から救助されたお年寄りが、「再建しましょう、また再建すればいいのですよ、再建しましょう」と周りの人に向って語っていた口調が、私は忘れられません。

もしかしたらその町の、あるいはその地域の完全な再建まで、そのお年よりは生きられないかもしれません。それでも「再建しましょう、また再建すればいいのですよ」と、はっきり言えることの素晴らしさ。これほど私達を勇気付けることはありません。被災者の方から、私が勇気をもらったのです。

医進10のみなさん、大学生活を心行くまで楽しんでください。そして皆さんの将来の患者さんのために、今を120%利用して、大きくなってください。

医進11のみなさん、今始まった1年間を決して忘れないでください。未曾有の大災害と共に自分達の勉強が開始されたことを、心に刻み付けておきましょう。それが将来、きっと皆さんの心の支えとなるはずです。

2011年4月8日金曜日

高田馬場って・・・(笑)

今年の医進塾は、地方からの方をたくさんお預かりしました。ご家庭の方にとってはお子様がどのような場所で勉強しているのか、気にかかることも多かろうと思います。

高田馬場周辺の画像です。

JR高田馬場から見た早稲田通り入り口です。
医進塾はこの右側の裏になります。
上の写真の右側(南側)から北側を見たところ。 
早稲田通りの入り口です。
早慶戦のころには早稲田大学の学生さんでいっぱいになります。
地下鉄東西線の改札

医進塾のある「早稲田ゼミナール」は、この繁華街のちょうど裏側になります。一本道を入ったところです。便利だけれど、同時に静か、という理想的な環境にあります。



花曇の日への思い

朝は良い天気でした。
風はもう完全に春になりました。
東京の千鳥が淵の桜も、やっと満開のようです。


高田馬場周辺は繁華街ですので、お見せするほどの桜がありません。残念です(笑)。

昼前から曇りになり始めました。典型的な花曇の日になりそうです。
青空を背景にした満開の桜は、それなりに美しいのですが、私はこの花曇の中の桜も捨てがたく思えてなりません。

理由はいろいろありますが、何と言っても自分の思い出の中の桜がそのようなものだから、なのでしょう。

あまりに天気がよいと、桜が、

「恥ずかしがってしまう」

ようにすら思えるのです。太宰治的でしょうか(笑)。

昨日夕方、今年合格したE場君とK子さんが遊びに来てくれたようです。
「ようです」というのは、私が一足先に帰宅していてお目にかかれなかったからです。私の部屋のドアに手紙が貼ってありました。

あの二人は昨年の桜をどう見たのかな、と思うとともに、今年の桜への思いも聞きたくもなりました。
大学生活への戸惑いや、自分の将来への希望、新しい仲間とうまくやってゆけるかどうかの不安、そうい言ったものを抱えながら、きっと今年の桜を見ていることでしょう。

その思いは、来年の桜への思いとなって続くはずです。

私が最初の大学に入ったときの思い出と重なります。
もう40年前のことなのですね。






2011年4月7日木曜日

学習ガイダンス

今週の月曜日から、医進塾の各講師による「学習ガイダンス」が行われています。
18日からの本格的な授業に備えて、事前に自分の勉強の方法ややり方、授業の聞き方、予習の仕方を教えてもらうのが目的です。

あるいは事前に読んでおいたほうがよいと思われる参考図書などを、教えてもらったり、今使っている問題集が本当に自分に適しているか、などについてのアドバイスをもらったりします。

課題をもらって、この期間でやりこなすことを指示されたりする場合もあります。


I丸講師の数学
K藤講師の生物

もちろん「強制」ではありませんが、授業の前に先生方と知り合いになっておくことには、大きな意味があります。

ぜひ積極的に利用してほしい期間です。

この「学習ガイダンス」は、来週の14日まで続きます。15日はいよいよ「基礎力判定テスト」(クラス分けのためのプレースメントテスト)の実施です。それまでの時間を無駄にしないようにしてもらいたいものです。

2011年4月6日水曜日

春の日差しとくすのき広場

今日の日差しはとてもさわやかで、もう春なのだなぁと思わせるに十分でした。
毎年この時期になると、くすのき広場で勉強をする生徒が増えてきます。

暖かだし(花粉は飛びますが・笑)、室内にいるよりずっと開放的なので、若い人には好まれるようです。たまたま庭にいたS木さんとS草くんを撮りました。



二人とも2号館と5号館とをつなぐブリッジの上で勉強していました。
ブリッジ下のチェアで勉強しているS木さん・・・だと思います(笑)。


どこでやっても勉強は勉強ですから、しないよりはずっとよいのですが、直射日光下での読書は目に悪いので、それだけは注意してもらいたいものです。

2011年4月5日火曜日

これはなんでしょう(笑)

医進塾は早稲田ゼミナール5号館の1階と2階にあります。
その一階入り口を入った廊下の、入って右側に不思議な表が貼ってあります。




これがなんだかお分かりになるでしょうか?

医進塾特製!の「累積学習時間一覧表」なのです。

表の一番下に塾生の名前が記載されています。ものすごく細かい表ですが、1セルが1時間の学習時間になります。その日の自分の勉強時間総計を毎日この表に下から記載して積み上げて行くためのものです。

「全国の浪人生の年間平均学習時間である1173時間を、遅くとも夏までには越えよう!!」を合言葉に、みな少しずつ積み増し記載を始めてくれています。

自分にどのくらい学力がついたかを正確に測ることは、大変に難しいものです。試験も大きなものは年間にそうたくさんあるわけではありません。

でも勉強が一日一日の積み重ねであるならば、少なくとも自分は今までに「何時間の積み重ねをしてきたか」ということは、客観的に把握できるはずです。

医進塾の勉強のモットーは「練習量がすべてを決める!」です。その練習量を客観的にあらわすものがこの一覧表です。

もちろん一人でもできることではあるでしょうが、仲間がいたほうが張り合いがあるのが人間の常です。だれが最初に1173時間を超えるか、今から楽しみです(笑)。







2011年4月4日月曜日

これからの2週間-ガイダンス期間

4月1日に「医進11」のオリエンテーションが行われました。

新しく医進塾の仲間となった人に、これからのことをお話しさせてもらいました。
特にこれから2週間は「学習ガイダンス期間」となり、大変に大事な時期です。

英語、数学、生物、化学、物理の担当講師が、それぞれ塾生のほぼ全員と面接をします。
今までの学習方法の弱点克服法や、弱い教科の勉強計画などを、医進で授業をしている講師が直接面接して指導します。

今まで使っていた参考書や問題集の、より効果的な使い方を指導されたり、志望校の問題傾向を教わったり、あるいは18日からの正規授業の予習の仕方を習ったり、と多彩な内容となります。

その指導に従って、早い人はもう年間のスケジュールを立てて、勉強に入っています。

試験勉強は「競争」ですので、早く、しかも正確な知識を基にした計画に従って、始めるということは、本当に大事なことです。

医進11の皆さんには、ぜひともこの期間を最大限有効に使ってくれるよう、お願いします。

医進10感想文抜粋

医進10の解散式が終わり、いよいよ医進11のスタートです。

これからの記事は医進11が中心になりますが、その前に、解散式での医進10のみなさんのスピーチの抜粋を載せます。

みなそれぞれに自分の思いをきちんと述べてくれました。

#############

・この一年間、学力だけでなく精神的にも鍛えてもらった。今までの自分の人生で一番充実した期間だった。

・いろいろな人が医進にはいて、みなが同じ目標でがんばっている姿に自分の身が引き締まった。一緒にがんばろうと声をかけあってここまで来られた。みなと一緒でなければできないことだった。

・昨年の3月、社会人経験のある私が、どうしてもあきらめ切れない夢を医進に託した。「医進でもう一度やってみよう!」と決めた、そのときの決断を私は一生の宝物にするだろう。

・それまでの甘えた自分を清算し、自分を変えてみようとした一年だった。今思えば若干の不満もあるが合格した大学で最善を尽くしたい。でもこの一年間の充実度は最高だったと改めて思う。

・周りに支えられた一年だった。こんな経験初めてした。

・医進が自分には本当に合っていた。ここでの仲間は一生のもの。将来ここで作った仲間と一緒に仕事ができれば最高だと思う。

・苦しいことも多かった。みなに支えてもらえたこの期間を、私は絶対に忘れないだろう。

・一年前の、医進09の皆さんの「解散式」を思い出す。自習室で勉強していたら501の拍手が聞こえた。その同じ場所で、今自分がみなから拍手をもらっている。夢を見ているみたいだ。自分ひとりだったらここまで来られなかった。

#############

合格した人でなければ言えない重みを持った言葉の一言々々でした。

ここには「仲間」という言葉がたくさんでてきます。仲間に支えられた、という言い方が自然に出てきてくれること、これは私の心から望んだことでした。

ここに書かれていないことを、私は彼らを一年間見てきたものとして付け加えます。彼らは「仲間とともにあって、決して仲間に甘える存在ではなかった」ということです。

真の仲間とは、まず自分の義務(医進ではまず『勉強』)を果たすことに忠実であること、この大前提があっての初めて生まれるものなのです。

人間は一人では生きられない、一人でも生きるという決意を持った人でなければ集団でも生きられない、そのことを、彼ら医進10の仲間はしっかりと学んでくれたように思います。

大学入学を目前にした医進10の皆さん、改めて合格おめでとう

またいつかお目にかかりましょう。
そして来年、医進11の「解散式」に、ぜひ顔を見せてください!!

お待ちしています。

2011年4月1日金曜日

昨日の解散式*画像

医進10の「解散式」が終わりました。

ある現役生から「なぜ解散式って言うんですか」と聞かれました。
「解散式」は端的にいうと「合格祝賀会」のことなのです。
一年間の勉強を「チームとしての活動」と位置づけたとき、自然に名前がそうなって行きました。
チームワークにこそ意味があるのであって、結果は確かに大事だけれど、それをそのまま表に出すのではなく今まで一緒にやってきたチーム活動の結果としての「合格」としてお祝いしたい、という生徒の意見に従った命名でした。

今にして思うと、確かにそれは的を得ている名前だと思います。

17時の、小山校長の挨拶に始まり、最初は18時には終える予定でした。
実際に終わったのが21時過ぎ。

全員がメインゲートを出て行くのを見送ったのが21時30分ころでしたか。

昨年の塾生(医進09)の面々の顔が彼らの姿に重なりました。

事務室前ボード
開式前のざわめき?*笑
K子さん、K下さん、I狩さん
すべては校長の挨拶から・・・
私です*笑
H田先生、K山先生、I丸先生
背中はU原先生
医進を支えている先生方
校長と語らうS田くん。
緊張気味のようです。
こういうアングルは若い人でないと考え付きません。
わたしのようなオッサンではだめですね(苦笑)。
医進の女帝No1K子さん
背中は女帝No.2のI狩さん
最後の記念写真。
このあと延々と2時間くらいおしゃべりしていました(笑)。

みんなに一言ずつこの一年間を振り返ってもらいました。
感想は次回のお楽しみに・・・(笑)。

よろしければ昨年の解散式の写真と比べてみてください。

http://wasedazemi-ishinjuku.blogspot.com/2011/03/10_03.html