2010年7月6日火曜日

1学期終わり、補講期間へ・・・

今年の梅雨はまた例年以上にうっとうしく気持ちが滅入ります。
塾生の健康状態にも大きく影響しているのでしょうか、最近特に欠席と遅刻が目立ちます。
生徒には「無理してくることなく、十分に休養をとった上で、健康が完全に回復してから登校してください」と言っています。

以前であれば「這ってでも来い!」と言ったところですが、ここまでみんなが弱るとそうも言えなくなります(苦笑)。この先、まだまだ暑い夏が待っていますので、ここは「無理してでも休め」というところでしょうか。

1学期が7月3日に修了しました。塾生の感想は押しなべて「こんなに早く時が過ぎ去るとは思ってもいなかった!」というものでした。「あまり時間が早く過ぎるので、間に合うのかと不安になります」と言っていた生徒もおりました。

これから先は「能率を上げ、単位学習時間の密度を濃くする」ことが一番大切になります。時間がない時間がないというのではなく、その与えられた時間でどれだけの仕事量(学習量)がこなせるかを競うことです。競う相手は自分自身です。他人もひとつの目安にはなりましょうが、そもそも仕事の量は各個人によって異なりますから、単純に他人と比較することに意味はありません。

一週間まえの自分と今の自分、一ヶ月前の自分と今の自分、あるいは一年前の自分と今の自分を比べてみて、成長があれば素直に喜んでよいし、その成長が実感できれば今度は、今の自分と将来の自分の差を感じることができるに違いありません。

それが「成長」というものなのだと思います。

思春期に身長が伸びるとき、ひざや足腰に痛みを覚えることがあります。これを「成長痛」と言います。同じことが勉強にも言えます。

成長することはつらい面を持ちますが、「つらいなぁ」と感じているときがその人が一番「成長」しているときでもあるのです。

決して自虐的になることなく、「成長痛」を楽しむ、位の気持ちになってもらいたいものです(笑)。